『ビジネスメール入門』 RULE 06
作法というものは、変化するものですね。言語も変化するのですから、作法が変化したって当たり前ですが。
私は、テレックスの時代からファクシミリの時代、そして電子メールの時代で仕事をしています。コンピュータ通信へのデビューは掲示板でした。掲示板での書き込みをしていた初期には、ハンドルネームが表示されているものを開くのですから、送信している自分を自己紹介する必要はありません。チャットでも同じでした。
ビジネスメールを使い始めてからは、何となく「署名」を末尾に置くことがマナーだと思っていました。ほとんどのメールも同じではありませんでしたか?
個人情報保護法制定の頃には、セキュリティの厳しい会社(銀行など)がメールは添付文書を送付するときだけに制限されるようになりましたね。そして、添付文書には電話で伝えてくるパスワード。私も、秘密を扱う弁護士なので、一時まねをしていました。「署名」機能に、「添付文書をご送付いたします。」と挿入する形式です。
基本的に電子メールでは長文を書かない方針なので、今も長文ならば添付文書にします。
最近、自分の名前を名乗ってから本文に入るというスタイルの電子メールを受け取ることが多くなりました。MLに加入したときには、皆さん、投稿の書き出しで名乗ることがマナーになっているようでした。
最近は、MLでない普通のメールでも、文頭に自分の名前を名乗るスタイルを見かけるようになりました。そんな折に本屋さんで、気になったので買ってみたのがこの本です。
『成功する!「ビジネスメール」入門』 監修 堀内伸浩 出版社 主婦の友社
RULE06 前文・挨拶
前文には、まず「挨拶」。次に「自分の名前」を名のる。いきなり本題に入らず、簡単な挨拶文を書く。相手や状況に合わせた自己紹介も忘れずに添える。
p24
他にも私のやり方と違っているマナーがいくつかありました。けれど、いちいち論じませんが、取捨選択してみます。
結果、これからは、私もメールを次のようにしようと思います。
●●様(注1)
弁護士QCです。
本文・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10行以内・・・・。
署名(注2)
(注1)上記の本では会社名や役職もなならず書くようにと、記されています。しかし、秘密文書が原則の弁護士発信なので、この示唆には従いません。
(注2)これは、弁護士の秘密特権の告知を最短の英文でいれるために標準よりは行数を必要とします。海外からの弁護士のメールは、いろいろな告知のため10センチにもなる行数だったりします。
長文ならば、添付文書にしますし、秘密性が高ければパスワードで保護します。どうでしょう? 弁護士の電子メール作法ということで、コメントをいただけると助かります。書名の『成功する!』というフレーズを信じて、全てこの本の通りにした方が良いのでしょうか?
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